ジャズダンスインストラクター島名宏明のブログ。出張ダンスレッスン、振り付け、構成、演出などの依頼も受付中。ご用命はHPからメールでお願いします。http://islandance.jimdo.com/
2020年12月31日木曜日
2020年12月11日金曜日
よく言われるセリフ
「先ずは自分が楽しんで!」
にずっと疑問を感じてました。
仕事なんだから自分が楽しくなくてもお客様が楽しきゃいいじゃんって。
「楽しんで」って言われた人たちの多くはそこで終わりで自分本位の仕事をする人たちが多かったのを見て来ました。「楽しんでんだけど何が悪いの?」って感じ。
島名はダンスの先生で振り付けもします。勿論見に来てくれた方達に喜んで貰える作品にしようと思ってます。
先日も舞台が有りました。2作品やらせて頂きました。動画を見ました。
そこで解ったんです。
「先ずは自分が楽しんで!」の意味。
創り手として何もない状況から模索していきます。曲は何んにしよう?メンバーは何人?踊れる人はいる、いない?曲から来るインスピレーションは?何を表現できる、しなきゃならない?
色々考えます。生徒に指導します。イライラする事も多々あります。でも舞台を成功させる為に抑える事も多いです。イレギュラーな問題を起こされて頭抱える事も時にはあります。
でも、素敵な作品にしたい!!
って気持ちが強いんです。頑張ってる演者さん達を素敵に見せたい!
ここで最初に作品のジャッジをするのは島名なんです。創ってる本人なんです。
先ずは島名が「よし!!」「見てて楽しい」って思わなければ駄目なんですね。
でももっと良くなりたいししたいんです。自分が良いと思ってない作品を出せますか?出せないでしょ。楽しむために何をしなければならないか。そしてあくまで「先ずは自分」であって次があるんです。
誰かの為に料理を作っても先ずは自分が「美味しい」って思わなければ出せないでしょ。そこがスタートラインんであって終わりではないんです。なので
「先ずは自分が楽しんで。そしてお客様を楽しませられる様に頑張ろう。」
が正解なのではないでしょうか?
何のためにやるのかを伝えないまま表面の薄っぺらな所しか教えない人たちが多すぎるのでおかしな事になってます。先生って肩書が無くても上司、先輩たち教える立場の人は根本をもっと考えて欲しい。「参考書に書いてませんでした」「習ってません」言わないで。子供じゃないんだから。言う事聞かない人が増えてるのは自分の実績ですよ。
本当に自分が楽しめる為にはどうしたら良いか考えましょう。島名はまだまだ追求します。